Category: 日記 Tags: ---
昨晩の雨が風で廊下にまで入り込んだのか、廊下が水浸しになっていて少しだけ滑る。
サンダル履きの自分は、慎重に歩かなければすぐに転んでしまいそうだ。
その水浸しっぷりときたら、なにせ足跡まで判別できてしまう為、
別段、知りたいわけでもないお隣さんの動向が分かってしまい、少し困る。
猫もこの廊下を通るのか、小さな足跡がぽつぽつと残っている。
普段は、自分以外、誰もいないのじゃないかというほど
人の入りの寂しい物件なのでほんの少し安心もした。
それにしても、暑い。
つい一昨日まであれだけ寒かった気候が微妙に春の兆しを迎えてきつつあるのか、
それとも単なる雨天の影響か、特に今日などはやたらと湿っぽくて適わない。
昨晩は半そでシャツで就寝したにもかかわらず、寝汗が酷い。
だからこそ窓から差し込む朝日に、布団を干そうと起床したものの、
いざ外に出てみれば、見渡す限りの曇天だ。
そんな馬鹿な。と、光源を手繰ると、朝日の正体は薄雲の仕業だった。
勿論、その周りは灰色の雲で覆われて、空を覗く隙間すら見つからない。
肩を落とす。
そのまま、部屋に戻るのも億劫だったので風呂場へと向かう。
貧乏学生の悲しさで、お湯が出る時間が限定された共同風呂に普段浸かっている自分にとって
昨晩の仕打ちは酷いものだった。
何せ水が出なかったのだ。
そんな馬鹿なと、目いっぱいに蛇口を捻っても
まるで供給が断たれたかのように、一滴二滴の水がたらたらと流れるだけ。
それも不具合はお湯の蛇口だけで、水の蛇口には問題がない。
お湯が沸かないなら、湯沸かし器の故障だとも言えるのだが、
そもそも水も出ないとなるとどうしていいか分からない。
時間ぎりぎりまで粘ってみたのだが、結局、昨晩のうちに水が出ることはなかった。
おかげで少し、頭が痒い。ふざけやがって。
今、出なければ大家に連絡しなくては。と、蛇口を捻る。
すると、呆れるくらいの勢いで水が流れ出した。
やあ。めでたい。
サンダル履きの自分は、慎重に歩かなければすぐに転んでしまいそうだ。
その水浸しっぷりときたら、なにせ足跡まで判別できてしまう為、
別段、知りたいわけでもないお隣さんの動向が分かってしまい、少し困る。
猫もこの廊下を通るのか、小さな足跡がぽつぽつと残っている。
普段は、自分以外、誰もいないのじゃないかというほど
人の入りの寂しい物件なのでほんの少し安心もした。
それにしても、暑い。
つい一昨日まであれだけ寒かった気候が微妙に春の兆しを迎えてきつつあるのか、
それとも単なる雨天の影響か、特に今日などはやたらと湿っぽくて適わない。
昨晩は半そでシャツで就寝したにもかかわらず、寝汗が酷い。
だからこそ窓から差し込む朝日に、布団を干そうと起床したものの、
いざ外に出てみれば、見渡す限りの曇天だ。
そんな馬鹿な。と、光源を手繰ると、朝日の正体は薄雲の仕業だった。
勿論、その周りは灰色の雲で覆われて、空を覗く隙間すら見つからない。
肩を落とす。
そのまま、部屋に戻るのも億劫だったので風呂場へと向かう。
貧乏学生の悲しさで、お湯が出る時間が限定された共同風呂に普段浸かっている自分にとって
昨晩の仕打ちは酷いものだった。
何せ水が出なかったのだ。
そんな馬鹿なと、目いっぱいに蛇口を捻っても
まるで供給が断たれたかのように、一滴二滴の水がたらたらと流れるだけ。
それも不具合はお湯の蛇口だけで、水の蛇口には問題がない。
お湯が沸かないなら、湯沸かし器の故障だとも言えるのだが、
そもそも水も出ないとなるとどうしていいか分からない。
時間ぎりぎりまで粘ってみたのだが、結局、昨晩のうちに水が出ることはなかった。
おかげで少し、頭が痒い。ふざけやがって。
今、出なければ大家に連絡しなくては。と、蛇口を捻る。
すると、呆れるくらいの勢いで水が流れ出した。
やあ。めでたい。