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カテゴリーは愚痴だけど


Category: バイト愚痴   Tags: ---
ワタクシ、4月2日を持って、バイト終了いたしました。

一年間様々に愚痴愚痴愚痴愚痴と我が事ながら、そら気持ち悪いぼやきを続けてきたバイトもいざ、終わってしまえば、全てはおもひで。おもひでぽろぽろ。ああ、見てねえ。そいつはさておき。当方のこと。それにしても馴れぬ対人関係によくぞ打ち込んだものだとまずは褒めてあげるべきであると思う。まこと、よく頑張ったではないか。と、褒めてやろう。その通り。頭髪が薄くなるほどに情熱を注ぎ、戦った。そうだ、戦いだった。子供をちぎっては罵倒し、ちぎっては叩き、ちぎっては「はい、やりなおしじゃ!ボケーーー!!」と言った。向こうも黙っては居ない。当方はちぎられては「デブ」、ちぎられては「阿呆」、ちぎられては「キモイwwwプギャーーー」と言われ、いやいやそれはハゲもするであろうとも。はっは、関係ないはずがないのです。関係あるに違いないのですよ。まあ、ハゲはさておき、確かに経験したはずの苦労も、喉元過ぎれば熱さも忘れる。我が48の必殺技、「鳥頭」は今日も元気に発動可動暴走し、今を持って蘇るのは「よろしい」記憶ばかりなり。な訳で。くるくるくる。あんなこともあったこんなこともあった。と、回想シーンに突入する前頭葉。前頭葉かな?

挨拶を済ませ、給料の受け取り日を聞き、
一年間お世話になりましたいやいやこちらこそ。さようならだ。

外。時刻は既に22時を回り、喧騒薄れた静かな商店街を徒歩徒歩歩き、110円の自販機に硬貨をつっこみ、コーヒー牛乳がガタガタと吐き出され、飲み干している傍らを、制服を着た女人のチャリンコがちゃりちゃり通り過ぎてゆく。そんでもって、駅の改札口を通る刹那にふと、最早ここを通る事はないのだという思念が生まれてしまえばハイそれまで。チェックメイトあるいは投了またはゲームオーバー。後は「モード:せつない」が胸を強襲。拠所はなく、回避行動も不可能と来ればあとは。

駅のトイレに駆け込み用を足し、鏡に映る不細工なツラを眺めながら、
呟くのは独り言。大体、心中。時折、空気が揺れる。

「色々あったよなあ、あいつらもとうとう今日から中学生かあ。入学式かあ。制服姿ぐらい見とくんだったなあ。惜しい事をした。中2の子らは中3で、受験生だよなあ。多感な時期だもんなあ。中身はとりあえずさて置かせてもらうとして、容姿が駄目な己はそれで充分、侮蔑の対象。悲しい悲しいと思いながらも中3になり、オトナになり、受験生でここ最近連日顔を突き合わせていることもあって、俺は名前も覚えたし、生徒は「安西先生」と言って笑うようになったし、ようやく打ち解けてきたところだったのだけどなあ。遅いか。遅いよな、俺は。けど、おしまいだよおしまい。みんな変わるよなあ。そら俺だってお前、髪も減ったよ。でも、顔の丸さは変わらなかったなあ。」

うひゃひゃ、どこの阿呆はここの阿呆。
分かっちゃ居るけど、当方にだってこいつは、手に負えないんである。

かかーんかかーんこーん。
只今到着の列車は、河内長野行きでございますー。乗車。

がたんがたんがたん。座り、ゆれる。思い出す。スロウテンポ。
「ところで、最後の最後に話しかけてきた事務助手さん。彼女がさ。
『かるいし先生は来年どうするんですか?』聞いてきたんだ。
業務以外はお話をしなかった彼女がさ。はて、とんと珍しいことだなあと思いながらも、僕はその問いには用意しておいた嘘八百を口に乗せるだけでアンサートーカー。ガッシュベル。
『就活が本番になってきて、毎週必ず決まった時間を空けておくのは無理そうな時期なので。迷惑かけてしまいますし……』
と回答したさ。我ながらお見事とほざくしかないね。多分、完璧だよ。恐らくはそう、完璧な回答だ。言ったらそれまでで、誰も反論なんかできやしない。しかも、だ。少なくともそこではボカァ働いている働き人なのだ。よ。おうちでアニメ見てるだけの阿呆と言うにはあまりに失礼ではないか。職業、働き人。=フリーター。
さて、回答できないのはその通りで、彼女は黙るはずであり、僕は、ハイ会話終了業務終わらせるべと手元のテストに目を落とし、赤ペン先生の真似事に勤しもうとするのであってしかし、そこへ不意打ちだ。
『そうですかぁ。いえ、さっきですね。K先生とT先生がお話してらしてー。最近、見ることが多いけど、かるいし先生は一年前に比べて大分授業うまくなったなあ。って』
ぐ。む。お前、それは駄目だよ。どんな手榴弾だよお前。僕は予想外にうまい二の句が告げず、
『それは……ありがたい話ですね』
僕は後ろを向いたまま。
彼女は矢継ぎ早に繋げる。リンクする。
『でも、みんななー…使えるようになったら
 辞めてってしまうねんなーと寂しそうに言ってらしたので……』
こいつ分かってやがる。と、僕は確信したよ。ああ、一人称が僕になっているけど、それは今更か。けど、確信した。この女は、分かっててその台詞を抜き出してるんだ。
『それは、それは、本当に申し訳ないと思いますけども…仕方ないところなんです、仕方ない』
我ながら、だ。白々しい白々しい。何が仕方ないだ。何が仕方ナイだ。何が。就活どころか、四回生に無事あがってるかどうかさえ怪しいうえに今日もさぼっていて、何が。阿呆か。糞たわけ。気持ち悪い。吐きそうだ。しかし、腹は空っぽで結果、胃液がせり上がり、喉を焼く。糞、これがまた地味に気持ち悪い。洒落抜き。うえっぷ。
しかし、その寸劇もそこで終わりだった。
放置してくれて構わなかったのに、彼女は僕のうろたえた「仕方ない」に苦笑してくれた上で、口を閉じた。
その様子にちょっと惚れそうになったのはどういうことだろう。俺と言う奴は。はは。」

直接聞くことはなかったけれど、褒め言葉だった。己の話題であった。
一年間、恐い怖いと思っていた人たちの、勿論上からの。
でも、己の話題。
オチは、そこに行くけれど、繋ぎだけれど、多分初めて聞いた褒め言葉。
この女、ファインプレーだ。ホンマもんや。ありがとう。
と、僕は繰り返した。勿論、口には出せなかったけれど感謝するしかない。

今こうして、カッタカッタとキーボードを揺らしているのは全てこれのおかげ。
空虚だけでなく、ほのかな充足感があるのはこれのおかげなのだ。
ああ、これだ。これだよ。人間が生きるのに必要なのはこれなのだ。
僕は失礼な事に、彼女の名前も知らないのだけど。
お世話になりっぱなしだった先生方に、個別に、
「お世話になりました」もロクに言えなかったけど。

いい経験をしたと。胸を張って言えるのだ。オゥイエイ。
ありのままに。ラヴィンユー。ミィ姫か。はは。これだ。
まあ、順当に就活であろう。

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